MySQL Workbench(ワークベンチ)とは、データベースの設計・管理に使う無料のソフトウェアです。
これを使用することで仕事や作業が効率化され、短時間で資料を作成できます。
SQL Server、Oracle、Access、PostgreSQLなどいろんなDBが存在していますが、これはMySQL専用です。
たくさんの機能が用意されていますが、私が一番使う機能はER図の作成です。
今までは、DB仕様書、構成図、ER図などをソフトを使わずに作成していました。
ER図の作成なんかはとくに面倒ですよね。。。
さらに途中で仕様変更があったとき、全ての資料を変更する必要があるためかなり時間が無駄になります。
でもこのMySQL Workbench を使うことでこれらの作業時間が確実に短縮します。
ER図なんて、GUI操作でマウスを使うだけですぐ作成できちゃいます。
MySQL Workbench は、操作もとても簡単で初めて使う人でもなんとなくで作ることができます。
今回は、私がよく使う機能について紹介いたします。
http://dev.mysql.com/downloads/tools/workbench/
こちらからインストーラー(mysql-workbench-gpl-5.2.47-win32.msi)をダウンロードしてローカルに保存します。
ローカルに保存したインストーラーをダブルクリックします。
[Next]ボタンをクリックします。
[Next]ボタンをクリックします。
[Next]ボタンをクリックします。
[Install]ボタンをクリックします。
[Finish]ボタンをクリックします。
以上でMySQL Workbenchのインストールは完了です。
こちらのページより、以下のファイルをダウンロードします。
「mysql-workbench-gpl_5.2.34_ja6.tar.gz」
ダウンロードしたファイルを解凍します。
解凍されない場合は、PeaZipなどのソフトを使ってください。
解凍してできた、「data\usr\local\share\mysql-workbench\data」 内のファイルを、MySQL Workbenchのdata フォルダ内にすべてコピーします。
再起動することで、日本語になります。
MySQL Workbench を起動して、[File]→[New Model]をクリックします。
下記のような画面が表示されるので、[Add Table]をクリックしてテーブルを作成します。
下記のように各カラムを設定していきます。
これだけでテーブルの作成が完了です。
次に先ほどと同様に作成したテーブルを使用してER図を作成します。
ER図の作成もマウス操作で簡単に素早く作成することができます。
[Model]→[Add Diagram]をクリックします。
使用するテーブルをドラッグします。
左下のリレーションシップのボタンをクリックして、続けて各テーブルのキーを順にクリックすることで、リレーションシップを作成します。
これだけの操作で、ER図が作成できちゃいました。
めちゃくちゃ簡単です。
作成したER図は、PDFなどにも出力することができます。
作成したテーブルのSQLコードを生成します。
[File]→[Export]→[Forword Engineer SQL CREATE Script...]をクリックします。
途中オプションを選択する箇所がありますが、特に何もなければすべて[Next]で[Finish]します。
これで、先ほど作成したテーブルからSQLが生成されます。
先ほどは作成したテーブルからSQLコードを生成しましたが、MySQL Workbench ではその逆、SQLコードを読み込んでテーブルを登録することもできるのです。
[File]→[Import]→[Reverse Engineer MySQL Create Script...]をクリックします。
SQLファイルを選択し、あとは画面にしたがって進み、最後に[Finish]をクリックします。
これで、SQLを読み込みテーブル情報が取り込まれます。