WinMergeとは、ファイルの比較やマージを行うWindows用フリーソフトです。
オープンソースで様々なプログラマーが開発を支援しています。
ファイルだけでなくディレクトリの比較も可能で、開発時にとても役に立ちます。
古いソースと新しいソースを比較したりなど、プログラマー向けの開発支援ソフトです。
Linuxのdiffや、Windowsのfcコマンドを利用してファイルの差異を確認することができますよね。
これらは単純に異なる部分だけ表示されますし、それを直接変更したりはできません。
WinMergeはこれらのコマンドより便利になっており、異なる部分を色分けして全体が表示されるのです。
そしてそのまま直接ファイルを編集するも可能です。
テキストエディタに、比較・マージ機能が付加されたイメージです。
操作方法も簡単で、初めて使う人でも簡単に使いこなせます。
まずは下記のサイトよりダウンロードを行います。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、「例:WinMerge-2.14.0+-jp-19-x64-Setup.exe」のインストーラがあるためダブルクリックで実行します。
インストール画面が表示されるので、画面に従って進んでください。
基本的に全てデフォルトのままで問題ありません。
インストールしたWinMergeを実行するとこのような画面が表示されます。
メニューからファイルを読込むこともできますが、今回はドラッグ&ドロップで画面上にファイルを持ってきます。
そして、[OK]ボタンをクリックすることで、指定した2つのファイルを比較します。
こんな感じで分かりやすく差異を明らかにすることができます。
また、WinMergeはテキストエディタとしても使用できます。
この画面上でテキストを変更して保存することで、参照元のファイルも更新できるのです。
さらに更新したファイルのバックアップファイルが作成されるため、間違えた場合も安心です。