ロボットをイメージすると、二本足で歩き、言葉を話し、人間より強くて空も飛べる。。。
こんなイメージがあるかもしれないが、それはまだ先のこととなるだろう。
現在の多くのロボットは、リモコンまたはカメラやマイクなどを使用して外部の情報を取り入れ、それを元に動作を行う。
基本的には人間にできないことを行うために作られている。
例えば、危険な場所での作業や、高速な作業など。
日本はロボット大国と呼ばれており、これらを開発する技術はとても高いのである。
工場で使われるものや、救助に使われているロボットの多くが日本製なのだ。
最近開発されているものの多くは、生き物からヒントを得ている。
例えば、ヘビ型ロボットは、ヘビのようにくねくねと泳ぎ、水中の撮影が可能。
見た目はヘビそのもので、海で見かけても気が付かないだろう。
また、鳥や虫型のスパイロボットもあり、空からの撮影や、建物への侵入も容易に行うことができる。
近くに不自然に虫がいたら注意が必要だ。
高齢者の介護を行うことができる。
人間と同じように器用に腕を動かすことが出来、高齢者を車いすに乗せたり、冷蔵庫から食材や調味料をとったりすることが可能なのである。
安全性を追求しており、人との衝突をさける機能や、衝突しても怪我をしない作りとなっている。
少子高齢化によりこのようなロボットはとても需要がありそうだ。
数年後に製品化する予定とのこと。
二足歩行が可能で、骨盤の動きなどが忠実に再現できる。
そのため、人体運動シミュレーターとしても利用可能。
このロボットの特に凄いところは、表情があるところだ。
なんと、「喜び」「怒り」「驚き」「悲しみ」「恐れ」「嫌悪」「通常」の七つの感情を表現することができる。
少し気持ち悪い気もするが。。。
こういった表情をもつことで、人間と親しみやすくなる。
そのため、介護施設でも人々の心を和ませるために利用することができそうだ。
一見ただのラジコンカーのようだ。
外見は微妙であるが、凄い機能をもった偵察専門の軍事用ロボットなのである。
前方に障害物を感知すると、後ろ足立ちになり最大9メートルの高所までジャンプするのである。
CO2で動くピストンを使用しており、1回の充電で約25回ジャンプできるらしい。
まるでノミのようなジャンプ力だ。
人工知能とは、人間と同様の知恵をもった基礎技術である。
経験をもとに情報を蓄積し、それを元に行動を行う。
現在では、チェスや将棋などでコンピュータが人間に勝ったという事例があるが、これも人工知能の一種。
しかし、こういった一部の技術ではなく、人間同様に多く判断を自分で行い行動できるということが我々の描く人口知能だ。
これを実現するには、人間の頭脳にあたるものと体にあたるものの両方が必要不可欠である。
経験から情報を取り込み成長して知恵を持ち、行動するのだ。
よくSF映画でロボットと人間が戦争しているのを見かける。
有名な映画だと「ターミネーター」などだ。
人工知能を持つと本当に対立してしまうのだろうか?
思いやりなどの感情があるかどうかにかかっているのではないだろうか。
普通に感情が無ければ、人間など不必要な存在になる。
不必要どころか無駄にエネルギーを消費する人間は邪魔なのではないか。
その場合、排除されることも大いに考えられる。
我々が虫を殺虫剤で殺すのと同じである。
しかし、ロボットが感情というものを研究するために生かされることも考えられなくはない。
反対に感情があり人間に愛情をもっていれば仲良く共存できるであろう。
これらは人間がどのようにロボットを作るかにかかっていると思われる。
もし、人間が滅ぼされた場合は、地球を制するのはロボットとなる。
これもまた、ごく普通の進化なのではないだろうか。