WinSCPとは、FTP、SFTP、SCPプロトコルをサポートしたオープンソースのファイル転送ソフトです。
クライアントコンピュータからリモートコンピュータへのファイルのコピーを容易にすることができます。
下記URLからダウンロード下さい。
※日本語版をインストールするには、インストール時に「セットアップの言語選択」の画面で、「日本語」を選択して下さい。
WinSCP
リモートコンピュータに接続するには通常以下の情報が必要になります。
プロトコル
ホスト名
ユーザ名
パスワード
まず、WinSCPを起動します。
そして右上の[新規]をクリックします。
以下の画面が表示されるため、ファイルプロトコル、ホスト名、ユーザ名、パスワードを入力して[ログイン]をクリックします。
※ログインする前に[保存]をクリックすることで、次回から入力せずにログインすることができます。
保存した接続先は、左メニュー内の[セッション]→[保存したセッション]を選択することで表示されます。
これが通常の使い方ですが、とても簡単ですね。
左下の[詳細設定]をチェックすることで、詳細な設定をすることができます。
いろいろありますが、今回はトンネルを使ってみます。
トンネルとはクライアントとリモートが直接接続できないときに、どちらとも接続可能なコンピュータを経由して接続する方法です。
まず、[詳細設定]をチェックして、左メニュー内の[接続]→[トンネル]を選択します。
[SSHトンネルを経由して接続]にチェックして、ホスト名、ユーザ名、パスワードを入力します。
次に、左メニュー内の[セッション]を選択して、通常の接続同様に入力を行い、[ログイン]をクリックします。
これで、クライアントコンピュータがトンネルするコンピュータへ接続し、トンネルするコンピュータがリモートコンピュータに接続します。