~英語の授業中~
先生 「Apple!これは分かる人?もう日本語になってますね。」
Aさん「はい、りんごです。」
先生 「正解です。次も簡単ですよ。」
先生 「Birthday!これも日本語になってますね?」
Yさん「はいはいはい!バス停!」
一同 ・・・
私が中学生のころ、上記のような出来事がありました。
これを普通にとらえると、Yさんが単にバカということになります。
ただ、別の捉え方もできると思います。
私にはYさんのような答えは思いもつきません。
そうです、思いつくことができないのです。
なぜYさんがこのような答えを出したのかというと、単純に知らなかったからです。
知っている人と知らない人では、発想が変わってくるのです。
知識は、たくさんあった方がもちろん良いですよね。
でも、知識が邪魔をすることもあるんです。
人は今までの経験や知識の中から物事を判断してしまいます。
そのため、知識のある人とない人とでは、そのものの捉え方が違うんです。
そして、必ずしも知識のある人の答えが正しいとは限らないのです。
たとえば、我々ITエンジニアからしたら常識なことも、一般の人からすると分からないことがあるのは当然ですよね。
そのため、我々の常識でシステムを開発すると、一般人では分かりにくいシステムになってしまいます。
一般人向けなのに一般の人が使えなかったら意味ないですよね。
このことは、全職種、また仕事に関係ない様々なことにも当てはまるのではないでしょうか。
つまり、知識があるからと言って満足してはだめなのです。
年齢を重ねた人に多いですよね。
自分の経験から全てを判断する人・・・
知識が多いのは悪いことでは、もちろんありません。
むしろ全然良いことです。
大事なのはフィルターを用意することです。
自分の経験、人から聞いた話、本で読んだ知識など、これらを自分のフィルターにかけ、そして判断して取り入れる必要があります。
また、何か発想するときはいろいろな角度で物事を捉えましょう。
でないと、頭のかたいただの辞書人間になってしまいます。
難しいことですよね。
変なことばかり言う人っていますよね。
こういう人は、バカ扱いされますが、本当にそうなのかは分かりません。
どこからそのような発言、発想がきているのか考え、理解できると、実は天才なんじゃないかと思うときもあります。
天才って、人とは違う人のことを言うのではないでしょうか。
それがバカなのか天才なのかは置いといて、考えてみると意外と面白いですよ。
最後に・・・こんなバカみたいな記事書いてごめんなさいw