今回は、JavaScript を使わずに開発したプログラムの紹介ではなく、開発した結果、JavaScript の良いところと悪いところについて思ったことをお話します。
今回作ったのは CMS ですが、やはり JavaScript を使用することで、よくなる箇所、また悪くなる箇所があるみたいですね。。。
一昔前までは、FLASH がハイクオリティーデザインの代表的な存在でした。
今でもよく使われてはいますが、最近は jQuery が爆発的に勢いを増しています。
ものすごい数のプラグインが存在する jQuery は、今や WEB制作に欠かせないものとなっています。
高性能の処理からデザインまで、用途は様々です。
しかし、この一件完璧そうな jQuery(JavaScript)にも欠点は存在します。
それは、クライアントの環境に依存するという点です。
クライアント上で動作するプログラムなので当たり前といえば当たり前なのですが、JavaScript を使用することで様々な障害が発生しえることは認識しておきたい。
ここで注意していただきたいのが、私はJavaScript を使うことに反対していないということです。
私も jQuery はバリバリ使っちゃってます。笑
ただ、注意は必要だよ~ってことです。
JavaScript を使用しないことで、クライアントの環境に依存されにくくなります。
故意かどうかは別として、中には JavaScript の機能を切っているかたもおられます。
そのため、JavaScript が効かないと動かない、処理できないといったシステムだと、クライアントからみた不具合は増えてしまいます。
JavaScript を知らない人などが、そういった不具合に遭遇すると、
「なんだこのシステムは使えないぞ!」などと思ってしまうのもしょうがないことです。
そして、そのシステムは使えないシステムと認識されてしまい、その人が使うことはなくなるでしょう。
こういったできごとが少なくなるという点で、JavaScript を使わない良さを感じました。
やはり操作性や見た目上のすごさは、欠けますね。。。
どうしてもシンプルなつくりになってしまいます。
スライド、アニメーション、非同期処理などやはり JavaScript を使いたい箇所は、山ほどでてきます。
そのため、JavaScript を使わないと、どこか手抜きのシステムのように見えてしまいます。
でもやっぱり JavaScript は使いたいですよね。
結論を言います。
こういった欠点になりえる事項を理解しているなら、JavaScript は使っていいのです。
JavaScript が使えなくなることで、処理ができなくなるといったことがまずいわけですので、そういった部分に使わなければいいだけなんです。
たとえば、アニメーションなどの表示用にしか使用しないなどなど。
また、何かの処理に使用する場合は、JavaScript が動かない状態でも処理自体は完結できるようすることです。
今回、JavaScript の欠点を話しましたがぜんぜん使ってもかまいません。
ただ、上記のようなことがらを理解して、限りなくすべてに近いクライアント環境で動作できるよう意識していただけたらとおもいます。